ドメニカリ「マッサは何が必要かを知っている」

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ステファノ・ドメニカリ(F1 中国GP 2012)
ステファノ・ドメニカリ(F1 中国GP 2012) 全 5 枚 拡大写真

フェラーリ代表のステファノ・ドメニカリは、「フェリペ・マッサは2013年もフェラーリドライブを続けるために何をすべきかを知っている」と語った。

マッサがフェラーリ8年目のセカンドシートでドライブする可能性は消えてはいない。2010年のドイツGPを最後にポディウムから遠ざかったままの彼は、タイトルをリードするチームメートのアロンソに対し、139ポイントの大差をつけられている。アロンソと2位ドライバーの差が40ポイントもあるのに、フェラーリのコンストラクターズ順位は4位でリードのレッドブルとの差は57も開いている。現時点でレッドブルやマクラーレン、ロータスなどのライバルにペースで追いついていないことはフェラーリも認めている事実だ。

ドメニカリのコメントだ。

「フェリペは何をすべきか知っていると私は思います。われわれは彼のドライビング能力を必要としていて、パフォーマンスを最大限引き出してもらいたいと願っています。コンストラクターズ1位を狙うにはまだポイントが足りません。ドライバーズタイトルを確保するためには、2位以下のライバルのポイントを削り取るというのも立派な仕事です。この先ドライバーとして、フェラーリのメンバーとして重要なレースが何戦か続くわけですが、このことはフェリペも理解しているはずです。チームの側もマシンを改良してサポートしますよ」

フェラーリの2013年ドライバー探しの動きは読み難い。一時期積極的に交渉していたマーク・ウェーバーはレッドブル残留を選び、シーズン序盤にセルジオ・ペレスに向けられた熱い視線は冷めてしまったようだ。ドメニカリは、「ドライバーを急いで決める必要はありません」と語るが……。

《編集部》

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