パストール・マルドナドが野望を口にしている。もうしばらくの間、少なくとも1シーズンウィリアムズにとどまって、ここでワールドチャンピオンになりたいというのである。
ベネズエラ石油公社PDVSAからの巨額の持参金をバックに2011年からウィリアムズでドライブしているマルドナドは、今年のスペインGPでウィリアムズにとって8年ぶりとなる勝利を手に入れたが、その後は鳴かず飛ばずのノーポイントが続いている。
ここで彼がウィリアムズ残留とタイトル挑戦の希望を口にしたのはベネズエラ国内での記者会見だ。
「僕としてはウィリアムズにもうしばらくとどまりたい。最低でもあと1年くらい。このチームでチャンピオンシップを手に入れたいんだ。この偉大なチームが僕にF1グリッドに立つチャンスを与えてくれたように、僕もチームにタイトル獲得のチャンスをお返ししたいんだ」
ただし彼は今後の移籍に関して可能性を否定しない。
「F1ではいつ何が起きるかわからないよ。チームは他にいくつもあるからね」