9月のトヨタ米国新車販売、41.5%の大幅増

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トヨタ・カムリ(米国仕様)
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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は10月2日、9月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は17万1910台。前年同月比は8月の40.2%増を上回る41.5%の大幅増で、10か月連続で前年実績を上回った。

トヨタブランドの乗用車系では、主力3車種の好調さが目立った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、前年同月比37.8%増の3万4252台。『カローラ』は42.6%増の2万3026台だ。『プリウス』は103%増の1万8932台と急増。米国では、プリウスの販売台数に『プリウスc』(日本名:『アクア』)が含まれるため、大幅増はその効果でもある。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、『RAV4』が前年同月比80.4%増の1万3796台と牽引。『ハイランダー』も44.8%増の1万0927台と好調だ。大型ピックアップトラックの『タンドラ』も39.5%増の9338台、小型ピックアップトラックの『タコマ』も48.9%増の1万2176台と売れた。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が大幅改良の効果で、前年同月比40.8%増の7046台と大きく増加。新型を投入した『ES』は、80.7%増の6553台。新型『GS』は1454台を販売し、前年同月実績に対して5倍の伸びを示す。

トヨタの2012年1-9月米国新車販売は、前年同期比31%増の157万1424台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「カムリが引き続き米国ベストセラー乗用車になるなど、9月の販売は好調だった」と語っている。

《森脇稔》

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