横浜ゴム第3四半期決算、タイヤ事業好調で増収増益

自動車 ビジネス 企業動向

横浜ゴムが発表した2012年1-9月期(第3四半期累計)の連結決算は、2011年1月~9月までの累計(参考値)との比較で、売上高が1.5%増の3931億円、営業利益が182.8%増の263億円と増収増益となった。

同社は2011年度から3月期決算から12月期決算に変更したため、前年との比較は前年1-9月の参考値と比べた。

タイヤ事業は、北米が低調だったのに加え、国内市販用は前年の東日本大震災の復興特需があったため、反動で落ち込んだ。ただ、国内新車用の販売が好調だったため、事業全体は増収増益となった。

工業用事業は、マリンホースや自動車用シーリング材の販売が好調で増収増益となった。その他事業は補用品が堅調だったが、ゴルフ用品は市場価格の下落、主力商品の伸び悩みで減収減益となった。

収益では、タイヤ事業での増収や天然ゴムなどの原材料価格下落の効果で経常利益は同418.1%増の255億円となった。当期純利益は前年の163億円増となる174億円となった。

通期予想は8月の公表値を据え置いた。売上高5760億円、営業利益490億円、経常利益440億円、当期純利益300億円を見込む。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  3. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る