マレーシア次期総選挙、ナジブ首相が来年実施を内示か

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与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)のナジブ・ラザク総裁(首相)は11月27日に開かれたUMNO党員との非公開の会合で、次期総選挙を年内に行わず来年行う意向であることを明かした模様だ。

マレー語紙「シナル・ハリアン」はある党員の話として、ナジブ首相が1月から4月の間に行うと述べたと報じた。

UMNO最高評議会のムスタパ・モハメド評議会とプアド・ザルカシ評議員も、ナジブ首相が12月に選挙を行わない意向を示したことを認めた。プアド評議員は、ナジブ首相が「選挙を先延ばしにしない。必ず来年行う」と述べたと明らかにした。またムスタパ最高評議員は、次期総選挙において3分の2の議席を獲得することが重要だと述べた。

総選挙はこれまで1999年に11月29日に開催されたことがあったが、モンスーンの影響で洪水が多発する12月に開催されたことはなかった。前回の総選挙は2008年3月8日に実施された。下院の任期は2013年4月28日で切れるため、それまでに解散されなかった場合には遅くても6月27日には選挙が実施されることになる。

伊藤 祐介

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