ソンラ水力発電所の完成式典を開催…ベトナム

エマージング・マーケット 東南アジア

23日付のベトナム紙グイラオドン電子版などによると、同国のソンラ省で23日、ソンラ水力発電所の完成式が行われた。

ソンラ水力発電所は計画より3年早く完成にこぎつけ、出力は2400メガワット、東南アジア最大の水力発電所となる。式典には、グエン・タン・ズン首相が出席し、テープカットを行った。

ズン首相は、設計や施工がベトナム人技術者およびベトナム人作業員だけで行われ、外国のサポートは監督面のみであったこと、機材も一部の油圧設備や電気機器などを輸入した以外はベトナムの企業が設計・設置を行ったことなどを高く評価。今後は、発電所の管理および安全運営への尽力を求めた。

ソンラ水力発電所建設プロジェクトは、2005年12月2日に川のせき止めを起工し、10年12月17日に1号機が稼働。その後、6号機まで順次稼働して、これまでに125億キロワット時の電力を供給している。ズン首相は、地元のソンラ省、ディエンビエン省、ライチャウ省に対し、積極的な地域雇用の創出と経済発展を指示したという。

朝妻 小津枝

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 車検対応で排気効率も向上、ブリッツのエキゾーストシステム「ニュルスペック・カスタムエディション」に『ムーブ』『ステラ』が適合
  4. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
  5. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  6. 待望の日本仕様が公開! オレンジに光るスズキの新型ネオレトロバイク『GSX-8T』をチェック!…ジャパンモビリティショー2025
  7. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  8. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  9. 自動車メーカー社長らが愛車自慢、ドキドキワクワクを語る…ジャパンモビリティショー2025
  10. ホンダの新型EV『Super-ONE』、仮想有段シフト制御など新技術搭載…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る