クライスラー 300SRT8、フラッグシップモデルをよりハイパフォーマンス

自動車 ニューモデル 新型車
クライスラー・300SRT8
クライスラー・300SRT8 全 12 枚 拡大写真

フィアットクライスラージャパンは、東京オートサロン13において、ハイパフォーマンスモデルのクライスラー『300SRT8』を発表した。発売は3月2日より。価格は638万円から。

同社代表取締役社長兼CEOのポンタス ヘグストロム氏はこのモデルについて、「洗練さとパフォーマンスがブレンドしたクルマです。クライスラー社のフラッグシップモデルであるラグジュアリーカーのラインナップをベースに、SRTチームはこの300を真のスーパーカーに変化させることに成功しました」と述べる。

同社マーケティング本部プロダクト・マネージャーの渡邊由紀氏によると、そのパワートレインは、「新開発の6.4リッターV8HEMIエンジンを搭載し、5速オートマチックトランスミッションは、マニュアル感覚で走りが楽しめるオートスティック機構を搭載。最高出力は全ブランドで最高の472馬力を発揮。最大トルクも先代と比較し11%も改善しています(631Nm)」と話す。

サスペンションは、「フロントダブルウィッシュボーン、リアマルチリンク式を採用。新開発のアダプティブダンピングサスペンションにより、路面状況に合わせたスポーツとトラックの2つのモードが選択可能です」とし、「スポーツモードではサスペンションの硬さを強め、路面に吸い付くような走りが楽しめ、トラックモードでは一段とアグレッシブでハードな走りを体感することが出来ます」。

その操作は、「センタースタックに配置された8.4インチスクリーンメディアセンター内にSRT専用に設計されたパフォーマンスページがあり、そこで操作が出来ます。また、ステアリングホイールの両側に配置されたアルミニウム製のパドルシフトスイッチからも、スポーツモードからさらにトラックモードに切り替えることが可能です」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキ『ジムニー』ファン必見!限定3000個の精巧キーチェーン登場
  2. ジープ『コンパス』新型発表、初のEVは航続最大650kmを可能に
  3. ポイ活主婦に自動車税の納付の仕方を聞く…キャンペーンで全額還元・ポイントで0円払いもできる!
  4. 静かなオプカンがすごかった! トーヨータイヤ「オープンカントリー H/TII」が登場…岡本幸一郎
  5. ルノーが新型フルハイブリッドを発表、燃費を最大40%向上させる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  2. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  3. “走る巨大バッテリー”の実力! BEV+家電は悪天候でも快適に遊べる組み合わせだった
  4. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  5. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
ランキングをもっと見る