バイオディーゼル、全国で2014年中頃に発売へ マレーシア

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パーム油由来のメチルエステルをを5%混合したバイオディーゼル油「B5」と10%混合の「B10」が全国のガソリンスタンドで来年中頃から発売される見通しだ。

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再生可能で持続可能なパーム油を利用し、枯渇しつつある石油への依存を軽減することが導入の狙い。

現在、クアラルンプールとプトラジャヤ、セランゴール、ネグリ・センビラン、マラッカにおいて「B5」が販売されている。「B5」はペトロナスとシェル、シェブロン、ペトロン、BHPのスタンドで提供されている。「B5」の現在の販売量は1年間11万トンで、全国での販売により16万トンに増えると予想されている。
バーナード・ドムポク農園・一次産業相によると、政府は3億リンギの助成金を割り当てる方針で、そのうち8000万リンギは、石油会社やバイオディーゼル生産業者に対して精製施設やタンクなどのインフラ整備費用の助成として割り当てられる。

「B10」の導入によりパーム原油(CPO)在庫量を減少させ、価格を1トン当たり120リンギ上昇させることに繋がるという。

千田真理子

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