半導体のシルテラ、今年上期の受注は好調

エマージング・マーケット 東南アジア
半導体のシルテラ、今年上期の受注は好調
半導体のシルテラ、今年上期の受注は好調 全 3 枚 拡大写真

国営投資会社カザナ・ナショナル子会社の半導体メーカー、シルテラ(Silterra)・マレーシアのカマルルザマン・モハマド・ジン最高経営者によると、今年第1・2四半期は注文がフルで入っており、プラントはフル稼働している。

需要は生産能力の3倍に達しており、電子企業などからオーダーが入っている。スマートフォンのディスプレーなどに使用されるチップへのオーダーは今後増加する見込みだ。スマートフォン「グーグル・ネクサス4」や「LGオプティマスG」、「アマゾン・キンドル・タブレット」はシルテラのチップを採用している。

カマルルザマン氏によると、シルテラは過去5年間に渡り利益を計上しており、年間の利益額はおよそ5000万リンギ。今後3年間はこのレベルを維持すると見込まれるという。

半導体メーカーの世界大手は▽TSMC(台湾)▽グローバル・フォンダリーズ(US)、UMCグループ(台湾)、SMIC(中国)--で、世界市場シェアの75%をコントロールしている。シルテラは売り上げの規模では世界で15位となっている。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  6. 新時代の「ワーゲンバス」ついに日本発売、価格は888万9000円から
  7. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  8. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  9. 「ハリケーン」エンジン搭載ジープが米警察車両に、「コマンド・オペレーション・ビークル」発表
  10. レクサス『RZ』に新バッテリー搭載で改良、充電時間短縮と「航続95km延長」実現
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る