日本政府、タイ中部の高齢者福祉事業に350万バーツ無償援助

エマージング・マーケット 東南アジア

【タイ】日本政府はタイ中部ナコンパトム県で高齢者の健康管理、福祉の推進を図る事業に350万バーツの無償資金援助を行うことを決め、15日、在タイ日本大使館で、佐藤重和大使とタイ国立カセサート大学のウティチャイ学長らが署名を交わした。

 カセサート大学は今回の支援を受け、キャンパスがあるナコンパトム県で、地域の機関と連携し、▽高齢者のタイプに応じた総合的な健康管理に関する実践研修▽自立した生活を送ることができない高齢者に対する高齢者ケアボランティアの訪問活動推進▽コミュニティ高齢者福祉基金設置のための研修▽医療機関における高齢者の健康と福祉に関する情報センターの設置――などを行う。

 タイの総人口に占める60歳以上の割合は2000年9・2%、2010年11・9%で、2020年には15・3%になると予測されている。タイ政府は高齢化の進展に対応し、「2003年高齢者法」「高齢者に関する第二次国家計画(2002―2021年)」に基づき、高齢者の保健医療・福祉の向上に取り組んでいる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  6. 三菱自動車、新型EVと『アウトランダー』のオフロード仕様を北米投入へ…2026年度
  7. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  8. 550馬力のマッスルカー『チャージャー』新型を純正用品でカスタム、カーボンパーツで攻撃的に…SEMA 2025
  9. 「理想の大型バイクすぎる」スズキの新型クロスオーバー『SV-7GX』に期待の声、「120万切って」の要望も
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る