世論調査機関のムルデカ・センターが行った最新調査によると、ナジブ・ラザク内閣の支持率は61%となり、前回の12月調査における63%から2ポイント下降した。
過去17カ月で最も低い支持率となった。
ナジブ政権に「たいへん満足」は25%、「やや満足」は36%で、これらを合わせると61%となった。一方、「やや不満」は20%、「大変不満」は12%だった。民族別ではインド系が75%と最も支持率が高かったが、12月比で1ポイント下降した。マレー系は同4ポイントダウンの73%で、中国系は横ばいの34%となった。マレー系の支持低下が目立った。
また男女の比較では、女性の方が男性より支持率が8%高かった。世代別では、60歳以上が66%と最も高かったが、21から30歳、31から40歳は59%で低かった。所得層でみると、世帯月収1,500リンギ以下の支持率は73%と高かったが、5,000リンギ以上では46%にとどまった。