証券発行目論見書、マレーシア含む3カ国が共通基準を導入

エマージング・マーケット 東南アジア

東南アジア諸国連合(ASEAN)資本市場フォーラム(ACMF)は1日、マレーシア、シンガポール、タイの証券監督当局が同日、ASEAN情報開示基準を導入したと発表した。

株式、債務証券(仕組み債など複雑な証券を含まず)の発行目論見書に関する情報開示の基準で、域内の複数の国で証券を発行する際に適用される。
従来の基準と比べ経費がかからず、手順も効率化されるため、国境をまたいだ証券発行、資金調達が促進される見通しだ。

基準を採用する用意のできた国から参加する仕組みで、同3カ国が最初の導入国になった。

同基準は域内資本市場統合に向けた計画の一環。ACM委員長でシンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)のリー総裁補は「基準の施行は、域内金融市場の統合に向けた重要な一歩」と語った。

小栗 茂

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