無断設置の政党の旗を撤去、男性が運動員に殴られ重傷

エマージング・マーケット 東南アジア

事実上の選挙戦が始まり各地で与野党双方による妨害・暴力沙汰が相次いでいるが、ペナン州ペラ・ロ-ドでは自宅前に無断で掲げられた政党の旗を外そうとした男性(54)が、運動員とみられる6人の男から殴る蹴るの暴行を受けて重傷を負う事件があった。

事件が発生したのは15日午前3時ごろで、男性が自宅の敷地に勝手に掲げられた政党の旗を撤去しようとしていたところ、現れた「1マレーシア」のTシャツを着た男たちに囲まれて棍棒などで殴られた。男性はペナン中央病院に収容されたが、頭などを20針以上を縫う大ケガ。居合わせた友人も殴られて、10針を縫うケガを負ったという。華字紙各紙は報道を控えているが、暴行したのは与党連合・国民戦線(BN)の運動員とみられる。

より目立つ場所に旗を掲げたい与野党双方による陣取り合戦の様相を呈しているが、一等地だと5万リンギも支払われるという。

伊藤 祐介

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