中国・奇瑞汽車の「チェリー」ブランド車をマレーシアで販売するチェリー・ホールディングスは、向こう5年をかけ3億米ドル(9億7200万リンギ)を投じて国内組立生産(CKD)工場を建設する。
ポール・ン最高経営責任者(CEO)によると、東南アジア諸国連合(ASEAN)における右ハンドル車の生産ハブとして位置づける。生産したCKD車はASEAN諸国に輸出する。工場の建設に2年、生産設備の導入に2年を要すると見込まれている。しかし、まだ様々な事項が検討段階であるとし、ンCEOは設立の時期などの詳細については明らかになかった。
チェリーは現在、50店舗の販売店舗を持つ。6月20日、多目的車(MPV)『イースター』の新しいバージョン、『イースターXT』を発表した。