マレーシアで低所得世帯向け一時金、所得上限を引き上げへ

エマージング・マーケット 東南アジア

連邦政府は、低所得世帯向け一時金「1マレーシア・ピープルズ・エイド(BR1M)」の受給要件である世帯月収の上限をこれまでの3000リンギから5000リンギに引き上げる方向で検討を行なっている。

アハマド・マスラン副財務相が7月1日の下院議会答弁で明らかにした。受給可能な世帯を増やすのが狙い。

またアハマド副相は一時金を夫婦で別々に支給することなど、制度の見直しを行なっていることを明らかにした。過去2回は夫がまとめて受け取っていたため妻の方から不公平との声が上がっており、次回では均等に分けて夫と妻に別々に支給する方向で検討しているという。

支給額についても、5年かけて段階的に引き上げる。単身者の場合で250リンギから600リンギに、世帯当たり500リンギから1200リンギにそれぞれ引き上げる。

次で三度目の支給となるBR1Mの詳細は、2014年度予算案でナジブ・ラザク首相が発表する。

今年行われた二回目では、総額29億リンギが支給された。受給単身者が200万人で、受給世帯は480万世帯だった。

伊藤 祐介

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