融資規制を厳格化、期間を大幅短縮へ…中銀が世帯債務の低減に向け

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアの中央銀行バンク・ネガラは5日、世帯債務の低減を目的とした新たな融資規制を導入すると発表した。新たな規制は即日導入された。

非住宅不動産や住宅不動産、車両、クレジットカード、証券などを提供する33の金融機関、500社が規制の対象となる。

個人向けの融資の期間を最大25年間から10年間に短縮する。また、不動産ローンについては最高45年間から35年間に短縮する。加えて、未承諾・未承認のクレジットカードなどの個人向け融資商品の提供も禁止する。

アハマド・フスニ・ハナズラ第2財務相は先ごろ、マレーシアの世帯債務が国内総生産(GDP)比で83%にまで拡大しており、世界でも最高水準にあると発言していた。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  6. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  7. マツダ『ロードスター/RF』の乗り心地とコーナリング性能を向上、ブリッツの全長調整式車高調「DAMPER ZZ-R」
  8. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  9. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  10. トライアンフの新型モトクロスが熱い!「マジで速そう」「初心者でも扱いやすい」と高評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る