マレーシア半島東海岸の経済開発地域「東部回廊経済圏」(ECER)の開発委員会、ECERDCは7月16日、投資に関する10件の覚書を締結した。
契約規模は7億5000万リンギ。
最も契約の規模が大きかったのは、パハン・テクノロジー・リソーシズで、ハラル(イスラムの戒律に則った)製品の製造に2億5000万リンギを投資する。またフェルダと韓国のMMCハスドが1億2000万リンギを投じてキャビアを生産する。その他はFPMによる製造業への1億1100万リンギの投資、エデュクレストによる教育業への1億0800万リンギの投資、トロピカル・コンソリデーテッド・コーポレーションによる製造業への5000万リンギの投資…など。
ECERDCは、2007年の開発開始以来ECERに集まった投資額が490億リンギとなったと明らかにした。これまで4万人の雇用が創出された。パハン州が最も多く投資を誘致しており、233億1000万リンギを集めた。2万4000人分の雇用を創出した。それにトレンガヌ州(186億2000万リンギ)、クランタン州(57億9000万リンギ)、ジョホール州(メルシン地区、16億1000万リンギ)…が続いた。