マレーシア、自殺考えた人が4年間で2倍に

エマージング・マーケット 東南アジア

悩み相談などの活動を行なっているソーシャルサービス、ビフレンダーズ・クアラルンプールは、自殺を考える人からの相談が4年間で2倍に増加したことを明らかにした。ザ・スターが報じた。

2008年の相談件数は1393件だったが、2012年は2,668件に達したという。

自殺を考えた人の年齢層は30歳以下が最も多く、次いで31-50歳が多かった。民族別では華人が最も多く、全体の60%以上を占めた。次いでインド系が多く、人口が最も多いマレー系は一番少なかった。自殺を考える人が増加していることについてビフレンダーズは、生活におけるストレスが増加していることやメディアによる自殺報道が背景にあると分析している

マレーシア国立自殺記録所(NSRM)によると、2007年には117人だった自殺者数は2010年には425人に増加した。自殺率を民族別でみるとインド系が10万人当たり3.67人で最も高く、華人が2.44人でこれに次いだ。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  6. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  7. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  8. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  9. “トヨタ色”薄まる日野自動車、三菱ふそう統合後はダイムラー出身の新社長[新聞ウォッチ]
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る