マレーシア上半期の投資誘致額、44%増の493億リンギ

エマージング・マーケット 東南アジア

今年マレーシア上半期の投資誘致額(認可ベース)は、前年同期比44%増の493億リンギとなった。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

マレーシア投資開発庁(MIDA)によると、電気・電子(E&E)産業への投資は2011年に急激に減速したが、今年は回復の兆しを見せている。米国、日本、シンガポール、韓国などからの投資が主となっている。今後もE&E産業への投資が続くことが見込まれている。

今年の投資誘致目標額についてMIDAは、1000億リンギを超えると見込んでいる。600億リンギがサービス業、480億リンギが製造業となると予想している。政府が進めている 経済改革プログラム(ETP) が、今後も投資誘致に貢献することが見込まれている。

昨年は、過去最高となる1624億リンギの投資を誘致した。サービス業への投資額が1176億リンギ(5536件)で最も多く、全体の72.4%を占めた。2番目は製造業(410億リンギ、25.3%、804件)、3番目が一次産業(38億リンギ、2.3%、102件)だった。 投資誘致額の78%(1276億リンギ)が国内直接投資(DDI)で、22%(348億リンギ)が外国直接投資(FDI)だった。投資案件数は6442件となり、18万2841人分の雇用を創出した。

広瀬やよい

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