マレーシア今年のGDP成長予想、次々と下方修正の動き

エマージング・マーケット 東南アジア

中央銀行バンク・ネガラが21日、マレーシアの国内総生産(GDP)成長率予想を5-6%から4.5-5%に下方修正したことを受け、複数のエコノミストが今年のGDP成長率予想を引き下げた。

BIMBセキュリティーズ・リサーチは、今年国内経済が4.8%成長すると予想。前回予想の5.3%から下方修正した。CIMBインベストメント・バンクは5.1%から4.7%に下方修正した。輸出減少や民間投資の減速を受けて、今年上期の経済成長が精彩を欠いたことが下方修正に繋がった。世界経済の成長鈍化やユーロ圏の経済危機が未解決であること、ソブリン債市場の緊張など主に対外部門の問題を懸念事項として挙げた。中国経済の成長への懸念が増えていることや一次産品価格への圧力、世界経済の大幅な回復が見込まれていないこともGDP成長率予想引下げの理由。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  3. 【VW ID.4 4000km試乗】「VWらしさ爆裂」さすがの長距離性能、BEVとしての魅力は[前編]
  4. 三菱『デリカD:5』19年目の大幅改良で「原点回帰」、期待されるフルモデルチェンジは? 開発責任者「デリカを終わらせてはいけない」
  5. 【BMW 2シリーズグランクーペ 新型試乗】今、日本にちょうどいいBMW…中村孝仁
  6. マツダ『CX-3』終焉は近い? ガソリンとディーゼル2種に集約、SNSではさまざまな考察飛び交う
  7. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  8. スズキ『クロスビー』改良新型、パイオニア製カーナビ設定…9インチHD画面でスマホ連携対応
  9. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  10. 日産『セレナ』改良新型、「LUXION」「ハイウェイスターV」が新グリルで表情一新…278万5200円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る