マレーシア独立記念日前後の映画館での国歌演奏、反対意見も42%

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

マレーシアでは、通信マルチメディア省の呼び掛けで、8月31日の独立記念日(ナショナル・デー)前後の数日間、国内の映画館が上映前に国歌「ネガラク」の映像を流すことになった。星洲日報が報じた。

星洲日報のネット・アンケート調査で、賛成は58%にとどまり、反対が42%にも上っていることが分かった。

個々の反対理由については明らかにされていないが、政府主導に対する反発や諸外国のやり方を安易に真似ることへの反発があるとみられる。

民族・宗教間の問題がくすぶる中にあって、政府としては国歌を通じて国民の団結心を養いたい考え。通信マルチメディア省は、義務ではないとしながらも国歌が流れる間、起立することを観客に希望するとしている。同措置は8月28日から9月3日まで行なうことで、主要映画館がすでに同意している。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  6. デンソーが「高品質トマト」を開発!? 種苗メーカー買収で食農分野を加速
  7. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  8. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  9. ボルボ『S60』、『V60』でリコール…ホイールがフェンダーから突出
  10. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る