マレーシア不動産利得税の引き上げを検討、投機抑制で

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア不動産利得税の引き上げを検討、投機抑制で
マレーシア不動産利得税の引き上げを検討、投機抑制で 全 1 枚 拡大写真

マレーシア連邦政府は、投機的な不動産投資を抑制するため、不動産利得税(RPGT)の増税を検討している。

「第16回マレーシア住宅・不動産サミット」の開会式に臨席したアブドル・ラーマン都市福祉地方自治相は、現在のRPGTの税率は住宅価格の安定には繋がっていないと指摘。投機行為を抑制するためには増税が必要だと述べた。購入後2年以内の売却に対するRPGTの税率は昨年、10%から15%に引き上げられた。また購入後2-5年内の住宅売却に対する税率も5%から10%に引き上げられている。

アナリストによると、クアラルンプール(KL)やモント・キアラ、ハルタマス、プチョンなどの地域では過去2年間で住宅不動産の価格が15-30%上昇している。
昨年、セランゴールやKL、ペナン、パハン、サバ、ペラ、トレンガヌでは過去5年間で最高水準まで住宅不動産価格が上昇した。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  2. ヴェゼルの正解ホイールはこれだ!RAYS『HOMURA & RSS』の最新“純正適合ホイール”を一気見PR
  3. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
  4. 三菱自動車、次世代技術搭載のコンセプトカー発表へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. トヨタ『GRカローラ』に2026年型、米国は2グレード展開で今秋発売へ
  6. 「思いの外セクシー」普通二輪で乗れるロイヤルエンフィールドの新型クラシックモデルに、SNSでは興奮の声
  7. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  8. レクサス『LS』現行型、最終モデル「ヘリテージエディション」米国発表…250台限定
  9. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  10. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る