マレーシア、不法滞在者の全国一斉取締を開始…初日は1598人拘束

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアで外国人不法滞在者に対する全国規模の一斉取締活動が1日に開始され、出入国管理局や警察、民間防衛局、自警団(RELA)、国民登録局(NRD)、自治体など13万5,000人あまりが参加。初日だけで1,598人の不法滞在者を検挙した。

同取締活動「6P Bercepadu」第1期は、年末まで実施される。
▽登録▽合法化▽恩赦▽監督▽取締り▽本国送還--の6つからなる外国人不法滞在者を減らすための合法化及び特赦からなる包括的プログラムはマレー語の頭文字をとって「6P」とよばれ、2011年8月に開始。これまでに200万人と推定される不法滞在者のうち130万人がすでに登録を行なっており、今回の大規模摘発では残り70万人の未登録者とそれらの雇用主が対象となる。

出入国管理局は、大規模摘発活動により40万人の不法滞在者及び4万5,000人の雇用主の摘発を見込んでいる。拘束された不法滞在者は本国送還処分となり、不法滞在者の雇用主は罰金5万リンギ以下もしくは禁固5年以下の罰則が科される。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  2. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
  3. 日産がNISMO事業拡大、ロードカー倍増で2028年に15万台へ…レストアも強化
  4. VW『Tロック』新型、安全性で最高評価の5つ星…ユーロNCAP
  5. ランボルギーニの新型スーパーカー『テメラリオ』、1台限りのクリスタルペイント仕様を公開…320時間の手作業で実現
  6. EUがエンジン車の禁止撤回、日本はEVの補助金40万円上乗せへ[新聞ウォッチ]
  7. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  8. 日産株価が3日続伸、SUV『パトロール』を日本市場に投入へ
  9. 「次に必要なものを、いま創る」3Mが描く、素材から変えるモビリティの未来PR
  10. スバルの新型SUVに「めっちゃ格好いい」「まじで欲しい」と反響!『トレイルシーカー』米国では約625万円、日本はどうなる?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る