マレーシア燃料価格上昇、インフレ率0.3%押し上げ 首相府相

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マレーシア燃料価格上昇、インフレ率0.3%押し上げ 首相府相
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政府は9月3日付けでレギュラーガソリン「RON95」とディーゼル油の価格を1リットル当たり20セン値上げしたが、この影響でインフレ率が0.3%押し上げられるとみている。

アブドル・ワヒド・オマル首相府相は、現在のインフレ率が2%で推移しているが、燃料価格の引き上げでこれが0.3%押し上げられ、通年では2.3%ほどのインフレ率になるとの見通しを示した。

通年のインフレ見通しについては、RHBリサーチも燃料価格の引き上げのために0.2%上方修正し、2.2%に改めた。ガソリンとディーゼル油の消費者物価指数(CPI)における比重はそれぞれ7.5%、0.2%となっており、それぞれ値上げによりCPIを0.78%、0.02%押し上げるという。

一方、ハサン・マレク国内取引共同組合消費者行政相は、燃料価格上昇の影響で食品価格が0.1%ほど上昇するとの見通しを示した。

伊藤 祐介

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