KL-シンガポール高速鉄道、来年後半に入札

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアとシンガポール両政府が進めているクアラルンプール(KL)とシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)プロジェクトは、来年の第3四半期もしくは第4四半期に入札開始が見込まれている。ザ・サンなどが報じた。

公共陸運委員会(SPAD)のアズハル・アブドル・ハミド最高経営責任者(CEO)が明らかにした。

連邦政府は公共事業の見直しを行う方針を明らかにしているが、アズハルCEOは当HSRプロジェクトとへの影響はないとの見解を示した。シンガポールとは契約段階に入ったと明らかにした上で、協議を間もなく開始するとコメント。今年第4四半期までに契約に関する交渉が終わるとの見通しを明らかにした。

KLからシンガポールの距離は約300km。所要時間は自動車で約4時間となっている。飛行機だとフライトの所要時間は約50分だが、チェックインや空港と都心間の移動にも時間を要するため、HSRが最速の交通手段となる。

首都圏で計画されている大量高速輸送(MRT)プロジェクトの2,3号線建設について、アズハルCEOはSPADはすべての調査を終了しており、政府からの承認を待っている状態だとコメント。2、3号線は、1号線建設終了後直ちに建設を開始すべきとの見解を示した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  4. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  5. スズキ『クロスビー』改良新型、パイオニア製カーナビ設定…9インチHD画面でスマホ連携対応
  6. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
  7. 日産『セレナ』に新カスタム「AUTECH LINE」初登場! アウトドア向けモデルも
  8. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  9. ホンダ『ステップワゴン』30周年記念車、マルチビューカメラなど快適装備を追加…409万8600円から
  10. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る