日立、マレーシアでインフラプロジェクト受注目指す

エマージング・マーケット 東南アジア

日立製作所は、マレーシアにおいて、発電や交通機関などのインフラ整備プロジェクトの受注を目指している。

日立アジアの豊島幸雄 社長が国営「ベルナマ通信」に明らかにしたところによると、これまで家電事業を主力事業としてきたが、今後はマレーシアにおいてエネルギー、交通機関、都市開発、情報技術(IT)、健康セクターに注力して行く方針だ。主力事業の変更は、マレーシア政府が掲げている2020年までの先進国入りを目指す方針に沿って行う。

日立はマレーシアにおいてビジネス機会が豊富だと見ている。日本や海外市場においても新幹線車両の供給などをおこなっており、マレーシアに貢献できると見込んでいる。

エネルギー産業において、同社は今年ペラ州の石炭発電所に蒸気タービン、発電機の製造及び納入を行う事業を獲得している。
日立は昨年、マレーシアの金融ソリューション業者、eBワークスと合弁企業、日立eBワークスを設立。また日立システムズは今年4月、ITソリューション・プロバイダーのサンウェイ・テクノロジーとマレーシアに合弁会社、日立サンウェイ・インフォメーション・システムズを設立した。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  4. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
  6. ロイター「日本にとって警鐘」…BYDが新型軽EV『ラッコ』をジャパンモビリティショー2025で公開
  7. スズキが新型クロスオーバー『SV-7GX』を世界初公開! 初心者にも優しいV2アドベンチャー、2026年後半に欧州発売
  8. ホンダのSUV『パスポート』、オフロード性能を極めるコンセプトカー提案…SEMA 2025
  9. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  10. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る