マラッカ海峡大橋、建設計画が再浮上 7年の空白期間経て

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〈クアラルンプール〉
マラッカ州政府は、マラッカとスマトラ島を繋ぐ全長48.69キロメートルのマラッカ海峡大橋の架橋プロジェクトの実現に向けて検討を再開する方針だ。イドリス・ハロン州首相は準備ができた後に詳細を発表すると明らかにした。

同構想はマハティール・モハメド首相時代の1995年に持ち上がったが、アジア通貨危機を受けて中止となった。2006年になって、当時のモハマド・アリ・ルスタム州首相が架橋計画を再び持ちだし、実現可能と発言。土木工事を既に始めたと明らかにした上で、中国輸出入銀行が443億リンギ(約1兆3,705億円)と見込まれる建設コストの85%について融資を行うことで合意したと発表していた。しかし環境保護団体などが計画に強く反対したこともあって、結局プロジェクトは立ち消えとなっていた。

イドリス州首相によると、計画はマラッカ州のテルク・ゴンとスマトラ島のドゥマイを結ぶもので、10月12日にタイで開催されたインドネシア・マレーシア・タイ成長の三角地帯(IMTGT)のフォーラムにおいて、プロジェクト実施に向けた協議が行われた。協議では、橋の建設プロジェクトの事業化調査の結果が発表された。

マラッカ海峡大橋、建設計画が再浮上 7年の空白期間経て[ニュース|AsiaX News]

《編集部》

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