マレーシア車検義務化、5年内に導入の可能性 車齢5年以上対象

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシア自動車研究所(MAI)のマダニ・サハリ最高責任者(CEO)は、老朽車廃車法(ELV)導入に伴い、順調にいけば5年内に車齢5年以上の自動車を対象に車検義務化が導入されるだろうと述べた。

MAIは車検義務化について調査を行なっているが、車齢3-4年では不要と考えており、5年以上を対象に1年もしくは2年に1度の車検を義務付ける方向で検討を進めているという。マレーシア国内には車齢10-15年の老朽車が500万台あるとみられる。

棚上げとなっていたELVは、年内に発表が予定されている国家自動車政策(NAP)に再び盛り込まれるとの観測が浮上している。対象は10-15年の老朽車になる見込みだが、車検義務化はELVを補完するもので、車齢が若くても検査に通らなければ公道を走ることができない。公道を走るためには、修理を行なって車検に合格する必要がある。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  3. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  4. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  5. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  6. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  7. 名車『205 GTi』が小型EVスポーツで再来!? プジョーE-208に「GTi」登場
  8. 『ゴルフGTI』史上最強モデル、6月20日デビューへ…ニュルでVW車最速タイム記録
  9. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  10. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る