帰属問題の小島、馬&星両国が協議のための特別委設立

エマージング・マーケット 東南アジア

マレーシアとシンガポールは、両国が帰属権を争っているマレー半島南方海上の小島、ペドラ・ブランカ(プラウ・バトゥ・プテ)に関する問題を協議するための特別委員会を設立することで合意に至った。

第7回マレーシア-シンガポール合同技術委員会(MSJTC)の会合で決まったもの。

オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は2008年5月、ペドラ・ブランカがシンガポールに帰属するとの決定を行ったが、島周辺の岩場であるミドル・ロックはマレーシアに帰属するとしていた。また、もう一箇所の岩場、サウス・レッジについてはサウス・レッジが位置する領海を保有する国に帰属するとの決定にとどめ、どちらの国に帰属するかは明言していなかった。サウス・レッジはちょうど2国の領海が重なる場所にある。

サウス・レッジの領有権を決定するため、マレーシアとシンガポールは会合を重ねており、今後も協議を行う方針だ。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  6. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  7. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  8. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  9. スバルの第1四半期決算は増収減益、通期予想も公表 
  10. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る