新たなバイオ燃料の開発、マレーシア・マラヤ大学が成功

エマージング・マーケット 東南アジア

マラヤ大学(UM)の科学者グループが、新たなバイオ燃料の開発に成功した。パーム油工場からでる廃液を利用した「バイオプロ・ディーゼル」で、環境や健康にも優しいという。

廃液を利用することで添加物を配合する必要がなく、燃焼性が改善された。また、燃焼時にディーゼルのような臭いを発することもないという。UM関連会社のGyrusテックが関わった開発には12年間を要した。

来年10月までに全国で販売する計画だ。また、将来的には輸出も検討しているという。「バイオプロ・ディーゼル」はイノベーション&テクノロジー展示会(ITEX)や韓国、ロンドンなどのフェアでも表彰を受けた。「ユーロ2M」や「ユーロ4M」同等の品質基準を満たしているという。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、12月24日、ベルナマ通信、12月23日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  2. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  3. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  6. バイクの構造と運動をやさしく解説、初心者から復帰組まで対応
  7. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
  8. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  9. 新型電動モビリティ、「EVEREST XING CITY」先行予約開始…一部ヨドバシカメラで試乗も
  10. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る