NTTデータ、決済システムのアジア標準化団体に加盟

エマージング・マーケット 東南アジア

NTTデータは8日、アジアン・ペイメント・ネットワーク(APN)に日本企業から初めて加盟したと発表した。APN加盟のマレーシアを含むアジア太平洋各国の企業と連携し、相互接続について検討を開始する。

APNネットワークは2006年に東南アジア諸国連合(ASEAN)主要国の中央銀行により設立された団体で、加盟各国間における決済関連システムの標準化を進めている。現在豪州やニュージーランドを含む10カ国から12事業者が加盟。マレーシアからはマレーシア電子支払いシステム(MEPS)とマレーシア電子クリアリング・コーポレーション(MyClear)が加盟している。

APN加盟により、アジア・太平洋地域各国からの訪日外国人が、日本国内で自国金融機関のキャッシュカードを用いて、現金引き出しなどのサービスが可能になる。また日本人の海外渡航者がASEANにて現地通貨の引き出しを行うことが可能になる。

NTTデータはドルを介さない市場が形成され、日本円の国際化につながると見込んでいる。

広瀬やよい

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