ミャンマーにおける避妊に関する問題

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妊娠、出産、避妊に関する施設の不足
ミャンマーの医療、健康システム改善に関する問題に対し、専門家は、ミャンマー国内の各地方における性生活、妊娠、出産に関する情報の提供、教育、相談、および避妊具・薬の提供を行うための施設の設置の必要性を説いた。また、それを実現するためには、多大な時間と労力を要するだろうと述べた。

ミャンマーの国民の、3分の2は農村部に住んでいる。農村部には、これらのサービスは一切存在せず、長期的な避妊薬の入手は困難である。結果、望まない妊娠、危険な中絶が繰り返されている。

Image:by paularps(画像はイメージです)

高い乳児死亡率
国連人口基金(UNFPA)によると、ミャンマーは世界で最も乳児死亡率の高い国の1つである。ミャンマーにおける乳児死亡率は、1990年に比べ、2分の1に減少したが、現在も10万人の新しく生まれた子供のうち、200人が1歳以内に死亡している。国連は、この事象に対し、警鐘を鳴らしている。

また、効果的な避妊が望めない、多くのミャンマー女性の中には、自宅で危険な中絶を行う者もいる。後遺症として、軽度、または重度の合併症、重篤な生殖器の損傷などのリスクが存在する。

《ミャンマーニュース》

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