マレーシア、物価上昇対策のため特別委員会設立へ=ムヒディン副首相

エマージング・マーケット 東南アジア

政府は物価の上昇などの問題に関する特別委員会を設立する。ムヒディン・ヤシン副首相が明らかにした。

特別委員会は、物価の上昇の原因を探り、国民の負担にならない政策を提案することで、国民の負担軽減に務める。消費者協会やビジネス組織、製造業者、供給業者、小売業者、非政府組織(NGO)などと協力して商品やサービスの供給に関する問題に取り組む。委員会には国内取引協同組合消費者行政省、財務省、農業農業関連産業省などの関連機関が参加する。

ムヒディン副首相は「国民から物価の上昇に対して懸念が高まっていることを受けて、8日に開かれた議会で特別委員会の設立を決定した。物価の上昇は政府が行っている財政再建が原因ではない。市場構造や商品の供給が問題である。消費者からの苦情を調査し、物価上昇対策に取り組んで行く」との方針を明らかにした。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  2. 「マジで来ちゃった!」中国ミニバンの日本導入発表に、SNSでは驚きの声「よく作り込んでる」「加速がすごい」など話題に
  3. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  4. 中国エリア初、「アルパインスタイル広島183」がグランドオープン
  5. 【メルセデスベンツ CLA 新型試乗】現行最終モデルでも色褪せない、デザインと乗り味…島崎七生人
  6. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  7. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  8. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
  9. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  10. 光岡のSUV『バディ』、150台限定で再販売決定…726万円で先行予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る