マレーシア、物価上昇対策のため特別委員会設立へ=ムヒディン副首相

エマージング・マーケット 東南アジア

政府は物価の上昇などの問題に関する特別委員会を設立する。ムヒディン・ヤシン副首相が明らかにした。

特別委員会は、物価の上昇の原因を探り、国民の負担にならない政策を提案することで、国民の負担軽減に務める。消費者協会やビジネス組織、製造業者、供給業者、小売業者、非政府組織(NGO)などと協力して商品やサービスの供給に関する問題に取り組む。委員会には国内取引協同組合消費者行政省、財務省、農業農業関連産業省などの関連機関が参加する。

ムヒディン副首相は「国民から物価の上昇に対して懸念が高まっていることを受けて、8日に開かれた議会で特別委員会の設立を決定した。物価の上昇は政府が行っている財政再建が原因ではない。市場構造や商品の供給が問題である。消費者からの苦情を調査し、物価上昇対策に取り組んで行く」との方針を明らかにした。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  5. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  6. 【エンジン音あり】話題の新型ホンダ『CB1000F/SE』の“図太”直4サウンドを鈴鹿で堪能! ライポジ&足つきを最速チェック
  7. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  8. 大胆なブラックバンパーに大反響!ダイハツ『ロッキー』のコンセプトカーを10台限定で市販化
  9. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  10. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る