タクシーに集約管理システム導入へ、待ち時間短縮を目指す…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

公共陸運委員会(SPAD)は、タクシー集約管理サービスシステム(CTSS)の導入に向け、開発を行っていると明らかにした。アジア・ワンが報じた。

発表は今年第3四半期予定。CTSSの導入により、待ち時間の短縮が見込まれている。

タクシー車両に全地球測位システム(GPS)を導入し、利用者がひとつの電話番号に電話することで、近距離のタクシーを配車することが可能になる。CTSSサービスにより全てのタクシー車両とリンクさせることで、タクシーの現在地を把握し、需要にあった効率のある配車サービスを行う。タクシー運転手の評価制度も導入して、評価が4つ星のドライバーを希望して配車を頼むこともできるようになるという。

現在は無線配車が主に利用されている。タクシーを呼ぶために、混雑時には利用者は違うタクシー会社に電話をかけなくてはならないなど、マレーシアではタクシーの待ち時間が問題となっている。マレーシア半島では約6万台(うち約3万7,000台は首都圏)がタクシーサービスを行っている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  6. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  7. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  8. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  9. 『N-ONE e:』の高性能版? ホンダ「スーパーEVコンセプト」インドネシアで初公開
  10. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る