ろう人形館で放火、毛沢東&ブルースリー像が炎上

エマージング・マーケット 東南アジア

「i-シティ」内に昨年8月オープンしたマレーシア初のろう人形館「レッドカーペット」で1月29日未明に火災があり、毛沢東(中国の初代主席)などのろう人形10体が損傷した。火は駆けつけた消防隊が間もなく消し止めた。

防犯カメラには帽子を被った3人の男性が進入し、アルコールなどの可燃性の液体をふりかけて火を付けている現場が映っており、警察は放火罪による捜査を開始した。毛沢東像のほか、エリザベス英国女王やブルース・リーの像が被害に遭った。暗闇の中で素早く目標を見つけていることから、警察では内部に詳しいものの犯行だとみている。真っ先に毛沢東像が燃やされていることから民族絡みの犯行の可能性もあるが、警察はこうした事件の背景についてはコメントを控えている。

同ろう人形館には100体の人形が展示してあり、全面復旧には2カ月ほどかかる見通し。この間、被害に遭わなかったろう人形を移動させて規模を縮小して展示を続けるという。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  6. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  7. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  8. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  9. 新時代の「ワーゲンバス」ついに日本発売、価格は888万9000円から
  10. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る