マレーシア カジャン補選は3月23日に投開票と決定...アンワル氏の対抗馬擁立は困難か

エマージング・マーケット 東南アジア

1月27日に議員が辞職したセランゴール州議会カジャン選挙区について、選挙委員会(EC)は5日、公示を3月11日、投開票日を3月23日とする補欠選挙の日程を発表した。

1月26日時点での同選挙区の有権者数は3万9,278人。2013年5月に行われた総選挙後の補選はこれで3度目となる。

辞職したのは人民正義党(PKR)所属のリー・チンチェ議員で、カリド・イブラヒム州首相を含む同州PKR党内トップ対立を解消するためとされる。リー氏の後がまとしてPKR顧問であり野党連合・人民同盟(PR)を率いるアンワル・イブラヒム元副首相がすでに補選出馬を決めている。アンワル氏は明言を避けているが、当選後にカリド州首相の後任として州首相に就任するとの見方が強まっている。

対する与党連合・国民戦線(BN)は候補者をまだ発表していないが、先の総選挙で候補者を出したマレーシア華人協会(MCA)から擁立するとみられている。
昨年5月の総選挙では、リー氏が与党連合・国民戦線(BN)候補者を7千票近くの差をつけて圧勝していた。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  6. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  7. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
  8. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  9. テスラ専用「破壊不可能」ホイール、18インチサイズを追加…米アンプラグド・パフォーマンス
  10. キアがついに日本初上陸へ!EVバンの導入に「未来感あっていい」「街の景色が変わるかも」など期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る