経済誌「マレーシアン・ビジネス」が2月16日号でマレーシアの長者番付を発表、2014年1月18日時点の上位40人の総資産額が2178億2000万リンギとなり、前年比11%のプラスとなった。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じている。
前年の資産総額は1948億6000万リンギだった。製糖業で財を成した「シュガーキング」ことロバート・クォック氏がトップの座を維持した。ロバート・クォック氏の保有資産額は544億8000万リンギで、昨年の461億リンギから増加した。
「マレーシアン・ビジネス」がマレーシアの長者番付を開始した2002年以降、ロバート・クォック氏はトップの座を維持し続けている。
2位はウサハ・テガスを保有するアナンダ・クリシュナン氏で、資産額は前年比0.88%プラスの331億9000万リンギ。3位はパブリック・バンクのテー・ホンピョウ氏で、資産額は180億7000万リンギだった。4位以下▽クエック・レンチャン氏(ホンリョン・グループ、グオコ・グループ、141億1000万リンギ)▽リー・シンチェン(IOIグループ、131億2000万リンギ)▽サイド・モクタル・アルブカリー氏(110億7000万リンギ)▽リム・コックタイ氏(ゲンティン・グループ、94億3000万リンギ)▽リー・キムファ氏(ゲンティン・グループ創始者故リム・ゴートン氏の妻、74億7000万リンギ)▽モクザニ・マハティール氏(サプラ・ケンチャナ・ペトロリアム、42億2000万リンギ)▽アズマン・ハシム氏(アラブ・マレーシアン・コーポレーション、41億1000万リンギ)。