証券委員会(SC)は12日、2013年の資本市場年次報告を発表した。マレーシアのイスラム式資本市場の規模は1兆5,400億リンギで、前年の1兆4,200億リンギを8.8%上回った。
シャリア(イスラム法に準拠した)株式の額は1.03兆リンギ、スクーク(イスラム債券)の発行額は5,121億リンギだった。ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に上場している企業の71%がシャリアに準拠した株式を発行した。シャリアに準拠した企業の株式時価総額は2013年前年比9.3%増加し、資本市場の時価総額全体の60.5%を占めた。
スクーク発行額は7.9%増加した。マレーシアは世界最大のスクーク市場の地位を維持した。世界全体のスクーク発行額の58.8%がマレーシアにおける発行だった。
世界のイスラム資産運用残高の22%をマレーシアが占めた。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月13日)