マレーシアのイスラム資本市場、2013年は8.8%成長

エマージング・マーケット 東南アジア

証券委員会(SC)は12日、2013年の資本市場年次報告を発表した。マレーシアのイスラム式資本市場の規模は1兆5,400億リンギで、前年の1兆4,200億リンギを8.8%上回った。

シャリア(イスラム法に準拠した)株式の額は1.03兆リンギ、スクーク(イスラム債券)の発行額は5,121億リンギだった。ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に上場している企業の71%がシャリアに準拠した株式を発行した。シャリアに準拠した企業の株式時価総額は2013年前年比9.3%増加し、資本市場の時価総額全体の60.5%を占めた。

スクーク発行額は7.9%増加した。マレーシアは世界最大のスクーク市場の地位を維持した。世界全体のスクーク発行額の58.8%がマレーシアにおける発行だった。
世界のイスラム資産運用残高の22%をマレーシアが占めた。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、3月13日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  6. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  7. BYDの軽EV『ラッコ』をどう売っていくのか? 日本専用開発のねらいを東福寺社長に聞いた
  8. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  9. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る