米不動産のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールドは、2014年度版「製造業インデックス」を発表。
マレーシアが製造拠点設立先として1位となったことがわかった。
「製造業インデックス」は、製造業が盛んな30カ国を対象に行われた。コストやリスク、情勢などを中心に▽物流▽天災▽経済的リスク▽エネルギー及び人件費--など30項目について分析したもの。マレーシアはコストやリスクの面で高く評価され、特にコストは最も安いとの評価を得た。
2位以下は▽台湾▽韓国▽タイ▽中国--となりアジア勢が占めた。日本は19位だった。東南アジアからはインドネシアが8位に入った。
クッシュマン・アンド・ウェイクフィールドは、今後数年後にはベトナムやフィリピンが順位を上げるとの予想を示した。