第二次大戦の合同慰霊祭、華人団体などが対日批判…マレーシア

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マレーシア クアラルンプール
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マレーシアの8つの華人団体が3日、4月5日の清明節にちなんだ第二次世界大戦の犠牲者を祀る慰霊祭をクアラルンプール(KL)で初めて共同開催。

与党連合構成党・マレーシア華人協会(MCA)のリオウ・ティオンライ党首や在マレーシア中国大使館の黄恵康大使を含む300人あまりが出席した。

マレーシア中華大会堂総会(マレーシア華人総連合会、華総、フアゾン)のペン・インフア会長が慰霊祭の目的について挨拶し、慰霊のほか日本による大戦の発動、他国の侵略を譴責し、日本に無条件の謝罪と賠償を求めるためだと強調。当時の英領マラヤで30万人が犠牲になったとした上で、日本が一切の謝罪もないだけでなく歴史を歪曲・改竄していると指弾し、誠意ある謝罪を求めると述べた。

リオウ党首も、日本がいまだ戦争被害者への謝罪を行っておらず、侵略の事実を認めようとしていないと指摘。政府首脳が靖国神社を参拝するなど被害者の感情を逆なでしているとし、ドイツに倣って謝罪すべきだと述べた。

伊藤 祐介

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