ドイツの高級車メーカーアウディが来月から、為替レートの変動と供給エネルギーの高騰に伴い、自動車の販売価格を平均で3%値上げすると発表した。
供給エネルギーと運用コストの高騰が引き起こす為替の変動によって、市場全体が依然厳しい状況にある。
これに対応するには価格の合理化が必要だが、できる限りその打撃は小さく抑えなければならない、とアウディ・インディア代表ジョー・キング氏は声明において語った。
5月1日から適用される新価格では、『A4』のディーゼル車が328万1000ルピー(555万円)から339万6000ルピー(574万円)、『R8』モデルは1630万ルピー(2755万円)から1680万ルピー(2840万円)に改定される。
同社は今年3月に1404台とインド国内での過去最高の月額販売台数を記録した。
ウダイプルやナーシックなどの新店舗をオープンし、インド国内に32店舗のショールームを展開している。