ペナン州水道供給公社(PBAPP)は25日、平均20%の引き上げを盛り込んだ新たな水道料金表を近く国家水道事業委員会(SPAN)に提出する方針であることを明らかにした。
PBAPPのジャセニ・マイディンサ総支配人によると、54万6749世帯に影響が出る見通し。最低料金は2.5リンギから3リンギに引き上げるが、低収入世帯の負担増にならないよう月間2万リットルまでの水道料金体系は据え置く。同州では47万1466世帯がこれに相当するという。
2万リットル以上は使用料は増えるごとに単位当たりの追加料金が上昇する。世帯全体の9.5%に相当する2万-4万リットル使用の場合の料金は1リットル当たり42センから46センに、4万-6万リットルは同52センから68センに、6万リットル超は同90センから1.30リンギにそれぞれ引き上げられる。3万5000リットル以上に課される48センの節水課徴金は維持する。