航空部品のSAM、ペナンに新部品工場設立へ

エマージング・マーケット 東南アジア

航空用エンジン部品メーカーのシンガポール・エアロスペース・マニュファクチャリング(SAM)は、約1億8000万リンギを投じて航空機部品の製造工場を建設する。工場は子会社のアビアトロニック(M)が運営する。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

工場は、ペナン州ブキ・ミニャクのペナン・サイエンス・パークにあるアビアトロニックの既存工場に隣接して建設される。来年の着工、2016年の完工が見込まれている。2017年の完全運転時には売り上げが1億2000万リンギとなると見込まれている。ボーイング「B737MAX」やエアバス「A320neo」などの新型航空機の需要が高まると見込まれており、ボーイングやエアバス向けの部品を生産する。
アビアトロニックは現在、航空機製造業者と部品供給についての交渉を行っている。

SAMは、2008年以来マレーシアに8億リンギを投資している。アビアトロニック(M)の他、アビアトロン(M)、SAMエンジニアリング・アンド・エクイプメント(M)などの子会社を持っており、バヤン・レパス自由工業区において航空機部品のみならず、半導体向け産業の部品なども製造している。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  6. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  7. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  8. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  9. 日野『プロフィア』2827台でリコール…配線の設計不備で火災のおそれ
  10. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る