ペナン州議補選、故カーパルシン氏の息子が当選

エマージング・マーケット 東南アジア

民主行動党(DAP)元党首のカーパル・シン議員死去に伴うペナン州議会ブキ・ゲルゴー選挙区補欠選挙の投開票が25日に行われ、カーパル氏の息子でDAP所属のラムカーパル・シン氏が初当選。

野党連合・人民同盟(PR)の議席を守った。

弁護士であるラムカーパル氏は、事故で急逝したカーパル氏への同情票もあって4万1,242票を獲得、投票率の低さが影響して、昨年の総選挙でカーパル氏が獲得した得票はやや下回ったが、マレーシア愛国党(PCM)のフアン・チェングアン副党首(3,583票)ら3人の対抗馬に圧勝した。無所属候補2人(モハメド・ナビ・ブクス氏、アブ・バカル・シデク氏)は1千票にも満たなかった。

戦前からラムカーパル氏の優勢が伝えられたこと、与党連合・国民戦線(BN)が公認候補を擁立しなかったことから、選挙民の関心が薄く投票率は56.04%にとどまった。BNは、構成党であるマレーシア華人協会(MCA)が「ハッド刑導入阻止に注力したい」との理由で同党からの擁立を見送ると宣言したために公認候補擁立を断念していた。

伊藤 祐介

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