マレーシア工科大学(UTM)は8日、茨城県の独立行政法人、物質・材料研究機構(NIMS)とナノテクノロジーの研究に関する覚書を締結した。
覚書のもとで5年間にわたり、学生2人を毎年ナノテクノロジーと関連分野の研究のため日本に派遣する。NIMSが学生の宿泊費、航空券などのコストを負担する。留学期間は3-12カ月。UTMは第一陣を6月、日本へ派遣する。
NIMSは日本で唯一の材料化学の専門研究機関となっている。UTMはNIMSと協力し、ナノテクノロジーや関連分野の研究に注力して行く方針だ。
(ベルナマ通信、5月28日)