タクシー運転手が道路閉鎖で抗議、摘発運動に反発 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

公共陸運委員会(SPAD)と道路交通局(RTD)、クアラルンプール(KL)市議会と警察は4日、共同で、KL中心部における悪徳タクシー運転手の摘発運動を実施した。

これに対する抗議活動として、250人以上のタクシー運転手が多くの人や車が行き交うKL中心部のブキ・ビンタンにおいてタクシーの営業規制に反対するデモを実施。

多くの運転手がタクシーを路上駐車したために道路がふさがれ、およそ3時間に渡り交通がマヒする事態となった。

このデモの前にもタクシー運転手は抗議活動を行っており、当局は市民の生活に影響が出ないよう監視体制を強めている。

RTDはタクシー運転手に対して、指定のタクシー乗り場を利用するよう規制を設けており、交通の流れを乱さないように、利用者待ちのタクシー運転手がタクシーを離れることなどを禁止している。

摘発活動に抗議するなどの行動をとったタクシー運転手には法的な措置も検討するという。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月6、5日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  6. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  7. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  8. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  9. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  10. 【ヤマハ YZF-R25 試乗】街では優しく、峠では刺激的。熟成された250ccスポーツの「二面性」…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る