【日産 e-NV200 発表】NV200とリーフの良いところ取りで得た4つのポイント

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日産・e-NV200
日産・e-NV200 全 12 枚 拡大写真

日産自動車は電気自動車の第2弾として、商用車の『NV200』をベースとした『e-NV200』を発表した。

日産自動車日本商品企画室リージョナルプロダクトマネージャーの東美津江氏は、「e-NV200は、NV200の、大きく実用的な荷室、ドライビングポジション、操作性、視認性等の利点を備えたうえで、EVの『リーフ』の、スムーズで力強い加速、静粛性、乗り心地の良さ、経済性などの両方を備えたクルマだ」とそのキャラクターを説明。

そして「e-NV200は日産初の商用車EVとして、人・モノ・電気を運ぶ実用性に優れたクルマだ」という。

アピールポイントについて東氏は4つ挙げる。「まず、ゼロエミッションによるビジネスの発展と環境対応の両立。次に、走る蓄電池として、パワープラグでいつでもどこでも電力供給出来ること。そして、快適な運転性と、広い室内空間がもたらすストレスフリー。最後に、圧倒的な低ランニングコストによる経費削減だ」と述べ、「ビジネスの発展を志すユーザーにぜひ勧めたい商品だ」と話す。

e-NV200は発売前に実証実験を行っており、ドライバーからは、「発進、巡航、加速の全てにおいてレスポンスが良いと好評価だった」と、特に走行性能に自信を見せた。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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