アムコープの太陽光発電所、ゲマスで稼働開始…マレーシア最大規模

エマージング・マーケット 東南アジア

アムコープ・プロパティーズは、ネグリ・センビラン州ゲマスに建設していたマレーシア最大規模の太陽光発電所が完工し、稼働を開始したことを明らかにした。

1日の発電能力は、4万1000キロワット。発電所建設には、8700万リンギが投じられた。

アムコープは、政府系電力会社テナガ・ナショナルと21年間の電力売買契約(PPA)を締結している。発電した電力は、1キロワット/時(kWh)当たり87.4センで買い取られる。

アムコープは2006年に再生可能エネルギー事業に進出。2009年にパハン州ベントンにおいて発電能力4メガワットの小型水力発電所の稼働を開始した。現在再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FiT)のもとで、TNBエナジー・サービスと共同でパハン州のスンガイ・リアンに発電能力17メガワットの小型水力発電所を開発しており、2017年に稼働を開始する。

アムコープは、マレーシアのみならずインドネシアにおいても再生可能エネルギー事業への進出を検討している。
(ザ・スター、ザ・サン、6月10日、ベルナマ通信、6月9日)

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  6. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  7. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
  8. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  9. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  10. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る