てんかん発作装う新手口、バス乗客狙うスリ マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア

バスの中でてんかん発作を装って騒ぎを起こし、その隙に仲間のスリが貴重品を盗むという新手の犯罪がジョホールバルで出没している。

スリ・グループは4-5人で構成され、乗客に扮してバスに乗り込んで、各自で獲物を物色している。乗客が下車ベルを鳴らしてバスが停車しようとした際に仲間の一人がてんかん発作を装って倒れてみせ、乗客が騒然となっている間にスリを働き、仕事を終えたスリ仲間がコッソリバスを降りて立ち去るという仕組み。たいていは男性客が狙われるという。

たまにスリ現場がみつかって乗客に騒がれると、コショウを振り撒いて目潰しを喰わせた上で逃走するのだという。無関心のせいなのか運転手や車掌があっさりとスリ・グループとが降りるのを許していることもあって、最初からスリ・グループと結託しているのではないかとの説もある。またスリ・グループはインドネシア人かフィリピン人のような容貌だとの証言もある。
(南洋商報、6月18日)

伊藤 祐介

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