中国のマルチ業者上陸が話題、ネズミ講の疑いも

エマージング・マーケット 東南アジア

中国の張健氏が設立したマルチレベル投資スキーム「雲数貿」がマレーシアに上陸し、華人社会で警戒感もあって関心を集めている。

マレーシア直販業者協会(DSAM)は、すでにいくつかの苦情を受けていると指摘、国内取引共同組合消費者行政省も調査を開始したことを明らかにした。1993年直販業法よると100リンギ以上の会費をとることは禁じられているが、同マルチレベル投資では300リンギの会費をとっており、禁じられているネズミ講(無限連鎖講)の疑いが強いという。

マレーシア華人協会(MCA)の公共サービス苦情局のマイケル・チョン局長は、投資家個人のデューディリジェンスの下で参加すべきだと述べ、安易な参加への注意を呼びかけた。またMCA幹部と張健氏が一緒に写った写真が出回っていることについて、MCAと同氏は関係がなくMCAのイメージを損ないかねないと述べた。

伊藤 祐介

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